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送出システムとは?

そうしゅつしすてむ

送出システムとは、テレビ局や動画配信サービスで番組・コンテンツを時刻通りに編成・出力するための設備・ソフトウェアの総称です。

送出システム(Master Control System)とは、放送局や映像配信事業者が番組を予定通りに放送波やネットワークに送り出すための設備全体を指します。日本語では「マスター設備」「送出設備」とも呼ばれ、放送インフラの中枢に位置します。

送出システムの主な機能は次の通りです。

  • 番組の編成管理:放送スケジュール(プレイリスト)の作成・管理
  • 映像・音声の切り替え:複数の素材(収録番組・生中継・CM)をタイムコード通りに自動または手動で切り替え
  • 信号処理:映像レベルの調整、音声正規化、字幕・緊急警報の挿入
  • 品質監視:波形モニター・ラウドネス計などで出力信号をリアルタイム監視

従来は大規模な専用ハードウェアで構成されていましたが、近年はIPベースのソフトウェアソリューションへの移行が進んでいます。特に2020年代以降はクラウド送出システムが普及し、物理的なスタジオを持たない小規模局や配信サービスでも高品質な送出が可能になっています。

送出システムの障害は放送事故(映像停止・音声途切れ)に直結するため、二重化・三重化の冗長構成が一般的であり、24時間体制の技術担当者が監視を行います。

使い方・例文

「局の送出システムの誤操作により、本来流れるはずのCMではなく別の番組素材が放送された。」放送技術や障害事例の解説でよく使われる用語です。

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