近接センサとは?
きんせつせんさ
近接センサとは、物体が一定距離まで近づいたことを、接触せずに検出する電子センサのことです。
近接センサは、物体との接触なしに物体の存在や接近を検知する非接触式のセンサです。工場の自動化ラインや身近な電子機器まで、幅広い場面で利用されています。
動作原理によっていくつかの種類があります。
- 誘導型(電磁誘導式):コイルが発生させる磁界の変化で金属を検出。金属専用だが耐久性が高く産業用途で最も普及している
- 静電容量型:電界の変化を利用し、金属だけでなく液体・粉末・プラスチックも検出できる
- 光電式:赤外線や可視光を使って物体を検出。透明体以外ならほぼ検出可能
- 超音波式:超音波の反射時間から距離を測定。透明物体や液面の検出にも対応
産業分野では、コンベア上の部品の有無確認、シリンダーのストローク位置検出、ロボットアームの位置決めなどに活躍します。民生機器でも、スマートフォンが耳に当てられたときに画面をオフにする動作や、自動水栓・自動ドアの検知など、日常生活の随所に組み込まれています。
機械的な接点がないため、摩耗がなく長寿命なのが大きな利点です。また、高速応答が可能で、汚れや振動にも強いため過酷な環境でも安定して動作します。
使い方・例文
工場の組み立てラインで、金属部品がコンベア上の所定位置に到着したことを誘導型近接センサが検出し、ロボットアームを起動させる場面などでよく使われます。
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