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転記とは?

てんき

転記とは、あるデータ記録を別の帳簿・書類・システムに書き写す作業のことで、会計や事務処理において情報を正確に伝達・集計するための基本的な手続きです。

転記(てんき)とは、ある場所に記録された情報を別の帳簿・書類・システムなどに書き写すことを指します。最も一般的に使われるのは会計・簿記の分野で、仕訳帳に記入した取引内容を総勘定元帳の各勘定科目へ移し替える作業を意味します。

簿記における転記の手順は次の通りです。

  1. 取引が発生したら仕訳帳に借方・貸方を記入する
  2. 仕訳帳の各勘定科目を総勘定元帳の該当ページに転記する
  3. 元帳の残高を集計して試算表を作成する

転記が正確に行われているかを確認する手段として、借方合計と貸方合計が一致する「試算表の均衡」が用いられます。転記ミスがあると合計が一致しないため、誤りを発見しやすい仕組みになっています。

広義の転記は簿記以外にも使われます。紙の申請書のデータをシステムに入力する作業や、スプレッドシートから別の管理台帳へ情報をコピーする作業なども「転記」と表現されることがあります。こうした手作業の転記は入力ミスが起きやすいため、現代ではシステム連携やOCR・RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)による自動化が進んでいます。

転記の正確性は財務諸表の信頼性に直結するため、会計実務では入力規則の整備やダブルチェック体制が重要とされています。

使い方・例文

月次決算の作業では、各部門の請求書を仕訳帳に記入した後、勘定科目ごとに元帳へ転記してから残高を集計します。

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