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借方とは?

かりかた

借方とは、複式簿記における仕訳の左側の欄を指し、資産増加や費用の発生、負債・純資産の減少を記録します。

借方(かりかた)とは、複式簿記において勘定科目の仕訳記録する際の左側の欄を指します。英語では「Debit(デビット)」と表記されます。すべての取引は借方(左側)と貸方(右側)の両面から記録され、両者の合計額は常に一致します。これを貸借平均の原理と呼びます。

借方に記録される主な内容は以下の通りです。

  • 資産の増加:現金が増えたとき、売掛金が発生したとき、建物を取得したとき
  • 費用の発生:仕入れを行ったとき、給料を支払ったとき、広告費が生じたとき
  • 負債の減少:借入金を返済したとき、買掛金を支払ったとき
  • 純資産(資本)の減少:配当金を支払ったとき

例えば、銀行から現金を借り入れた場合、借方に「現金(資産の増加)」、貸方に「借入金(負債の増加)」と仕訳します。なお、借方という名称は歴史的な理由から「貸してもらった相手方(債権者)の方」という意味に由来するとされており、字義通りの「借りた」という意味とは異なります。

借方は貸方と対になる概念であり、複式簿記の最も基礎的な用語の一つです。

使い方・例文

事務用品5,000円を現金で購入した場合、「消耗品費5,000円(借方)/現金5,000円(貸方)」と仕訳します。この仕訳において左側に記載した「消耗品費」が借方に相当します。

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