貫とは?
かん
貫(かん)とは、日本の伝統的な質量の単位で、約3.75キログラムに相当する尺貫法の基本単位のひとつです。
貫(かん)は、日本古来の度量衡制度である尺貫法に基づく質量の単位です。1貫は1000匁(もんめ)に等しく、グラム換算では約3,750グラム(3.75キログラム)となります。
もともと「貫」という言葉は、銭貨1000枚を緒で貫いて束ねたものを1貫と呼んだことに由来します。中世から近世にかけては貨幣の単位としても使われ、土地の生産量や給与を表す「貫高(かんだか)」という形でも用いられていました。
江戸時代には重さの単位として広く定着し、金・銀の取引や米の計量など、さまざまな場面で活用されました。現在の日本では計量法により公式な取引への尺貫法の使用は制限されていますが、次のような場面では今も馴染みのある単位です。
- 相撲の体重表示(例:「200キロを超える巨体」の比較として昔は「50貫」などと表現)
- 金・銀・プラチナの取引慣習
- 伝統工芸や食品の一部の計量
- 時代劇や歴史小説での描写
尺貫法の単位系では、1貫=10斤=100両=1000匁という関係があります。現代人にも「貫禄(かんろく)」という言葉が親しみ深いですが、これも重さ・重みという意味の「貫」が由来のひとつとされています。
使い方・例文
「この金塊は1貫、約3.75キログラムもある」のように質量を表す文脈や、時代劇で「千貫の値打ちがある」と価値を称える場面で登場します。
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