裏紋とは?
うらもん
裏紋は、着物の裏地や下着などに密かに付ける紋のことで、表向きには見せず個人的な意味を込めた紋章です。
裏紋(うらもん)は、和服(着物)や装束において、表地には見せずに裏地や内側の布地に入れる家紋または装飾紋のことを指します。「忍び紋」とも呼ばれることがあります。
一般的な家紋が着物の背・胸・袖などに表向きに入れられるのに対し、裏紋は着用者本人や親しい人のみが知る形で施されます。主に以下のような目的・意味合いで用いられました。
裏紋は武家社会や公家社会において一定の慣習として存在し、表向きの格式とは別に内なる個性や想いを表す手段となっていました。現代では着物文化の中でも特に詳しい方や職人・コレクターの間で知られる概念ですが、一般的には馴染みが薄くなっています。紋師(家紋を描く職人)が制作を担うこともあります。
使い方・例文
「礼装の着物の裏地に、母の実家の家紋を裏紋として入れることで、表からは見えないかたちで家族への思いを表すことができます。」
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