行政府とは?
ぎょうせいふ
行政府とは、法律を実際に執行し、国の政策を立案・実施する機関のことで、内閣や各省庁がこれにあたります。
行政府(ぎょうせいふ)とは、国家権力の三権(立法・行政・司法)のうち「行政権」を担う機関の総称です。議会(立法府)が制定した法律や予算にもとづき、具体的な政策を立案・実施し、社会の秩序維持・公共サービスの提供・国家運営を担います。
日本では、行政府は内閣(首相+各国務大臣)を頂点とし、その下に各省庁(外務省・財務省・文部科学省など)および外局・独立行政法人などが置かれています。日本国憲法第65条は「行政権は、内閣に属する」と規定しており、内閣は国会に対して連帯して責任を負います(議院内閣制)。
行政府の主な機能には次のようなものがあります。
- 法律の執行と行政命令・政令・省令の制定
- 予算の作成・執行
- 外交・防衛・治安維持
- 社会保障・教育・公共事業などの公共サービス提供
- 条約の締結(国会の承認が必要)
三権分立の原則のもと、行政府は立法府による法律の制約を受けるとともに、司法府による違法審査に服します。行政権の肥大化を防ぐチェック&バランスの仕組みが民主主義国家の基本原理となっています。
使い方・例文
「行政府が新たな規制方針を打ち出した」のように、政府・内閣・官庁の政策実施に関する文脈で広く使われます。
この用語をシェア
最終更新: