蚊取り線香とは?
かとりせんこう
蚊取り線香とは、蚊を忌避・駆除する薬剤を練り込んだ渦巻き状の線香で、日本の夏の風物詩として知られる虫よけ道具です。
蚊取り線香とは、蚊などの吸血性昆虫を近づけないようにするための除虫剤を配合した渦巻き形の線香のことです。火をつけて煙を発生させることで、その煙に含まれる成分が蚊を忌避・麻痺・駆除します。
現代の蚊取り線香には主にピレスロイド系の殺虫成分(d-トランスアレスリン・プラレトリンなど)が使われています。これらは除虫菊(ジョチュウギク)の花から抽出されたピレトリンを人工合成したものです。除虫菊を粉砕して練り込んだ線香が蚊取り線香の起源であり、明治時代に日本で開発・普及したとされています。
蚊取り線香の特徴と使い方を整理すると以下のとおりです。
- 渦巻き形:一定時間(約7〜8時間)均等に燃え続けるための形状
- 専用の台(受け皿)に立てて使用する
- 屋外でも一定の効果があるが、換気の悪い密閉空間での長時間使用は注意
- 電気式の蚊取り器と異なり、煙・においが出る
近年は無煙タイプや電気蚊取りマット・液体式なども普及しましたが、蚊取り線香の煙とにおいは日本の夏の風物詩として親しまれています。緑色の渦巻きと独特の香りは多くの日本人の記憶に残る夏の原風景です。
使い方・例文
縁側やキャンプ場で蚊取り線香を焚いて蚊を遠ざけるのが代表的な使い方です。豚の形をした陶器の台(豚の蚊取り線香入れ)も日本では広く知られています。
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