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蘇軾とは?

そしょく

蘇軾とは、北宋時代を代表する文人・政治家であり、詩・書・絵画のすべてに卓越した才能を示した中国史上屈指の万能文化人です。

蘇軾(そしょく、1037〜1101年)は、中国北宋時代の文人・官僚で、字は子瞻(しせん)、号は東坡居士(とうばこじ)。四川省眉山の出身で、父の蘇洵(そじゅん)、弟の蘇轍(そてつ)とともに「三蘇」と呼ばれる文学一家を形成した。

科挙に首席合格した後、官僚として活躍したが、王安石の新法に反対して地方に左遷されるなど、波乱の政治生活を送った。しかしその経験が豊かな文学的境地をもたらし、各地での流謫(りゅうたく)生活の中で多くの名作を生み出した。

蘇軾の業績は多岐にわたる。

  • 詩・詞:豪放磊落な詩風で宋詩の頂点に立ち、「念奴嬌・赤壁懐古」などの詞は後世に多大な影響を与えた。
  • 散文:唐宋八大家の一人として数えられ、「赤壁賦」は中国散文の傑作として今も読み継がれる。
  • :宋の四大書家の筆頭に挙げられ、自由奔放な筆致が特徴。
  • 絵画・美術理論:文人画の理念を提唱し、「東坡肉(豚の角煮)」の名称が残るほど料理にも造詣が深かった。

後世の文人・芸術家に与えた影響は計り知れず、日本の禅文化や詩文にも深く浸透している。

使い方・例文

「赤壁賦」や「念奴嬌」を学ぶ際に蘇軾の名が登場し、中国文学・書道・文人画のいずれを研究する文脈でも欠かせない存在として言及されます。

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