蒙恬とは?
もうてん
蒙恬とは、秦の始皇帝に仕えた名将で、万里の長城の修築と北方の匈奴討伐で知られる武将です。
蒙恬(もうてん、?〜紀元前210年)は、中国の秦代に活躍した名将です。始皇帝の信任を受け、統一秦の軍事的支柱として活躍しました。
蒙恬は名門武将家の出身で、秦の中国統一後は北方の脅威であった匈奴の討伐を任されました。大軍を率いて匈奴を北方へ追い払い、河南の地(現在の内モンゴル南部)を確保しました。その後、既存の城壁をつなぎ合わせて延長・整備する大規模な土木工事を指揮し、万里の長城の基礎となる防衛線を構築しました。
蒙恬に関する主な事績は以下のとおりです。
- 紀元前215年頃、30万の大軍を率いて匈奴を討伐した
- 長城の修築・延長工事を統括し、北方防衛の要を完成させた
- 軍道(直道)の建設も指揮し、軍事インフラを整備した
- 始皇帝死後の権力争いに巻き込まれ、宦官・趙高の謀略により自決に追い込まれた
蒙恬は歴史上、始皇帝を支えた最大の軍人として評価されており、「毛筆を発明した人物」という伝説も中国に伝わっています。ただしこの伝説の真偽は確認されていません。
使い方・例文
中国史や「キングダム」などを題材にした漫画・ゲームで、蒙恬は秦軍最強クラスの将軍として描かれることが多く、長城建設との関連でも頻繁に名前が登場します。
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