菅木志雄とは?
すがきしお
菅木志雄は、木や石などの素材を空間に配置し「もの」と「場」の関係を探求する日本の現代美術家で、もの派を代表する作家です。
菅木志雄(すが きしお)は1944年生まれの日本の現代美術家。1960年代末から台頭した「もの派」の中心的作家の一人として知られ、国内外で高い評価を受けています。東京芸術大学で学んだ後、独自のアプローチで現代美術の最前線に立ち続けています。
菅の作品の核心は、木・石・金属・ロープなどの素材(もの)を展示空間に配置し、「もの」と「場所(空間)」との関係を探ることにあります。加工や造形を最小限に抑え、素材が持つ本来の姿と重力・時間・空間との相互作用をそのまま提示するインスタレーション形式の作品が多く、既存の彫刻や絵画の枠組みを意識的に逸脱しています。
もの派は1960年代後半に関根伸夫らとともに形成された日本独自の現代美術の潮流で、西洋的な表現主義から距離を置き、素材と場の関係性そのものを作品とする考え方を持っています。菅はこの思想を長年にわたって一貫して追求し続けています。
近年は欧米の美術館でも個展が開催され、もの派の国際的な再評価とともに菅木志雄の名は世界的に知られるようになっています。
使い方・例文
もの派や日本の現代美術を紹介する展覧会・書籍で必ず登場する名前です。インスタレーション・アートの歴史的な文脈でも取り上げられます。
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