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花緒とは?

はなお

花緒とは、草履下駄・雪駄などの履物の鼻緒(はなお)のことで、足の親指と人差し指で挟む帯状のパーツです。

花緒(はなお)とは、草履下駄・雪駄・げたなどの日本の伝統的な履物において、台(底板)に取り付けられた緒(お)のうち、足の親指と人差し指(人指し指)の間に挟む前部分のことを指します。「鼻緒」とも書き、履物の前方に突き出た緒という意味から「鼻」の字が当てられたとされます。「花緒」は装飾性を強調した表記として用いられることがあります。

花緒の素材は時代とともに多様化し、絹・木綿・革・化学繊維・ビロード・刺繍入りの布など様々な素材が用いられます。礼装用の草履には格調のある絹や金銀の織物地が使われ、普段履きには丈夫な木綿や合成素材が使われることが多いです。

花緒の太さ・形・色・柄は着物や浴衣のコーディネートを左右する重要な要素です。細めの花緒は洗練された礼装向き、太めや個性的な柄の花緒はカジュアルな普段着向きとされます。花緒のすげ方(台への取り付け方)によって履き心地も変わり、「花緒をすげる」「花緒をすげ直す」という言葉で職人技が表現されます。

また、新品の草履や下駄は花緒がきつく、親指の付け根が擦れて痛みを生じることがあります。これを防ぐため、着用前に花緒をほぐす・広げるといった慣らし作業が必要とされています。

使い方・例文

浴衣や着物に合わせる草履を選ぶ際に、「花緒の色や柄を着物の帯と揃えるとまとまりが出る」と説明されるように、コーディネートの文脈でよく登場します。花緒が切れた場合は履物店で新しい花緒に取り替えてもらえます。

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