舟越桂とは?
ふなこしかつら
舟越桂は、木彫と彩色を組み合わせた独特の人物像で知られる日本の彫刻家で、国際的にも高い評価を受けています。
舟越桂(ふなこし かつら)は1951年生まれの日本の彫刻家。東京芸術大学大学院修了後、独自の技法で人物彫刻を制作し続け、国内外の多くの展覧会に出品してきました。父・舟越保武も著名な彫刻家であり、芸術家一家に育った環境も彼の美意識に影響を与えています。
舟越桂の作品の最大の特徴は、クスノキを彫り出した木彫の人体に大理石製の眼球を埋め込み、さらに彩色を施すという独自の技法にあります。彫刻でありながら絵画的な色彩を持ち、生と死、内面の孤独、精神性といった深いテーマを静かに湛える人物像は、鑑賞者に強い印象を与えます。
作品に登場する人物は現実の特定の誰かではなく、普遍的な「内なる人間」を体現しているとも評され、繊細で内省的な表情が特徴です。性別を超えた中性的な美しさを持つ像も多く、見る者に自己の内面を投影させる力があります。
国内外の美術館でのコレクション・個展開催も多く、日本の現代彫刻を代表する作家として国際的にも高く評価されています。
使い方・例文
現代彫刻や日本の美術展の解説で紹介されることが多く、美術館の常設コレクションにも作品が収蔵されています。木彫と彩色を組み合わせた技法の説明として美術教育の場でも取り上げられます。
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