羽箒とは?
はぼうき
羽箒とは、鳥の羽根を束ねて作られた掃除道具で、繊細なものの埃を払うために使われます。
羽箒(はぼうき)とは、鶴・孔雀・鷹・ガチョウなどの鳥の羽根を束ねて柄に取り付けた、昔ながらの掃除道具です。化学繊維のはたきとは異なり、天然の羽根が持つ柔らかさと静電気を帯びにくい性質を活かして、繊細な器物・美術品・骨董・仏具などの細部の埃を傷めずに払うことができます。
日本では古来より、茶道具の手入れや神社仏閣の調度品の清掃に欠かせない道具として用いられてきました。特に茶道の世界では「羽根」と呼ばれ、炉辺に置かれた棚や炉縁の灰をならす際にも用いられます。使用する羽根の種類によって用途が異なり、鶴の羽根は格式が高いとされ、正式な茶室の清掃に用いられることがあります。
現代では、カメラのレンズ清掃用のブロアーやクリーナーに替わられた部分もありますが、伝統工芸品・茶道具・精密機器・書棚の書籍など、繊細な対象物に対して今もなお活用されています。伝統的な職人の手仕事や文化財の保存の現場でも重宝されており、素材・形状・大きさが用途に合わせて多様に作られています。
使い方・例文
茶会の準備で棚や炉縁に積もった細かな埃を払う際に、羽箒が使われます。また、骨董品店や美術館の収蔵庫で精巧な陶磁器の表面を清掃するときにも登場します。
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