絵本作家いわさきちひろとは?
えほんさっかいわさきちひろ
絵本作家いわさきちひろとは、水彩画の柔らかなタッチで子どもたちを描いた日本の画家・絵本作家で、『窓ぎわのトットちゃん』の挿絵でも広く知られます。
いわさきちひろ(岩崎知弘、1918〜1974年)は、日本を代表する絵本作家・画家です。長野県生まれで、独学と研鑽を重ねながら独自の画風を確立しました。水彩絵の具を用いたにじみやぼかしの技法によって描かれた子どもたちの姿は、柔らかさと温かさにあふれ、多くの人々に愛され続けています。
ちひろの作品の特徴は、子どもの無垢な表情や仕草を細やかに捉えた点にあります。背景をあえて省略したり、余白を大切にする構図は、日本の伝統絵画の美意識にも通じるものがあります。代表作には以下のものがあります。
- 『戦火のなかの子どもたち』(戦争と子どもをテーマにした代表作)
- 『母さんおかあさん』
- 『窓ぎわのトットちゃん』の挿絵(黒柳徹子著)
- 各国の民話を題材にした絵本
ちひろは太平洋戦争の経験から反戦・平和への強い思いを持ち、それが作品の根底に流れています。1974年に56歳で逝去した後も、その作品は世界中で評価され、東京・練馬区には「ちひろ美術館・東京」が、長野県安曇野市には「安曇野ちひろ美術館」が設立され、多くの来館者を集めています。
国際的にも高く評価されており、ちひろの絵はユニセフのカードや海外の絵本にも採用され、「子どもの絵を描かせたら世界一」とも言われました。
使い方・例文
日本の絵本文化や童画の歴史を語る際、あるいは『窓ぎわのトットちゃん』を紹介する文脈でいわさきちひろの名前が登場します。
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