紡績糸とは?
ぼうせきいと
紡績糸とは、綿・羊毛・麻などの短い天然繊維(ステープルファイバー)を引き揃えてよりをかけ、連続した糸に仕上げたものです。
紡績糸(ぼうせきし、spun yarn)は、綿・羊毛・麻・カシミヤなどの短繊維(ステープルファイバー)、あるいはポリエステルやアクリルなどの化学繊維を短くカットしたものを原料として、繊維を引き揃えながらよりをかけて作られた糸です。
製造工程は大まかに次の順序で進みます。
- 開繊・混合:原料の塊をほぐして不純物を取り除く
- カーディング:繊維を一方向に揃える
- 精紡:繊維を細く引き伸ばしながらよりをかけ、糸に仕上げる
紡績糸の特徴は、表面に繊維の毛羽(けば)があることで、これが柔らかくふっくらとした風合いと保温性をもたらします。Tシャツ・セーター・タオル・靴下など幅広い繊維製品に使われます。
一方、フィラメント糸(filament yarn)は蚕の絹糸や合成繊維のように連続した長繊維を束ねた糸で、なめらかで光沢があるのが対照的な特徴です。繊維製品を選ぶ際に「紡績糸か、フィラメント糸か」を意識すると、風合いや用途の違いを理解しやすくなります。
環境面では、オーガニックコットンやリサイクルウールを原料とする紡績糸も増え、サステナブルファッションの文脈でも注目を集めています。
使い方・例文
綿100%のTシャツやウールのセーターに使われている柔らかくふんわりした糸が紡績糸の代表例で、肌触りのよさが特徴です。
この用語をシェア
最終更新: