紋意匠とは?
もんいしょう
紋意匠とは、織物や染物の文様(紋様)を設計するための方眼紙状の図案用紙、またはその設計図のことです。
紋意匠(もんいしょう)は、織物の組織や文様を設計するための方眼紙状の専用図案のことを指します。「意匠紙」とも呼ばれ、デザインと設計を同時に行う織物制作の核心的なツールです。
紋意匠の基本原理は、方眼の各マス目が織物の「経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の交差点」に対応している点にあります。各マス目を塗りつぶしたり空けたりすることで、経糸を上に出すか緯糸を上に出すかを指定し、織り上がりの柄と組織構造を設計します。
使われる場面と種類は以下のようになります。
- 西陣織・博多織など高級絹織物の紋様設計
- ジャカード織機のパンチカードへの変換前の設計図として
- 伝統的な手書き意匠紙から、現代のコンピュータ支援設計(CAD)への移行
伝統的には職人が一マスずつ手で塗り込む作業であり、複雑な文様ほど膨大な時間と技術を要しました。現代では専用のCADソフトウェアが普及し、効率的な設計が可能になりましたが、意匠紙の概念は今もデジタル上で受け継がれています。
使い方・例文
紋意匠は西陣織の着物柄を設計する際に欠かせないもので、デザイナーが方眼上で文様を描いたものをもとに織機が柄を再現します。
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