精算表とは?
せいさんひょう
精算表とは、試算表の数値をもとに決算整理仕訳の影響を加えて損益計算書と貸借対照表の数値を一覧で整理した、決算作業の集大成となるワークシートです。
精算表(せいさんひょう)とは、複式簿記の決算手続きにおいて、試算表の残高に決算整理事項(減価償却の計上・引当金の設定・棚卸資産の評価・前払・未払の計上など)を反映させ、最終的な損益計算書と貸借対照表の各数値を一つの表に集約したワークシートです。
精算表の構造は通常、以下の列で構成されます。
- 修正前試算表: 決算整理前の各勘定残高。
- 修正記入(決算整理仕訳): 当期の費用・収益の正確な計上のための調整額。
- 損益計算書欄: 収益・費用の勘定科目を集計し、当期純利益(または純損失)を算出。
- 貸借対照表欄: 資産・負債・純資産の勘定科目を集計し、財政状態を表示。
精算表を作成することで、決算整理の全体像を一枚の表で視覚的に確認でき、財務諸表の数値の根拠をたどりやすくなります。簿記検定では2〜3級の重要出題範囲であり、実務においても小規模な事業者や教育現場で決算作業の整理ツールとして活用されています。精算表と試算表の違いは、試算表が転記の正確性を確認するものであるのに対し、精算表は決算整理を経た最終数値を導き出すものという点にあります。
使い方・例文
簿記検定の試験では、精算表の「修正記入」欄に適切な決算整理仕訳を記入し、損益計算書欄と貸借対照表欄の数値を完成させる問題が定番の出題形式となっています。
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