精度管理表とは?
せいどかんりひょう
精度管理表とは、測量や地図作成において各作業工程の測定精度を記録・確認するための管理書類です。
精度管理表とは、測量・地図作成・地理情報システム(GIS)の制作工程において、各作業段階での計測値や誤差範囲を記録し、成果物が基準を満たしているかを確認するための管理用書類です。
測量や地図製作では、観測誤差・計算誤差・転写誤差など多様な誤差が積み重なるため、工程ごとに精度を管理することが不可欠です。精度管理表はこれらの数値を一覧化し、許容誤差の範囲内に収まっているかを検証する役割を担います。
精度管理表に記録される主な項目は以下のとおりです。
- 測量基準点の座標値と標高値
- 観測値の平均誤差・閉合誤差
- 水平距離・高低差の測定結果
- 各工程の検査日・担当者・検査合否
国土交通省が定める「公共測量作業規程の準則」など、公的な測量基準においても精度管理表の作成・提出が義務付けられています。これにより発注者が成果品の品質を客観的に審査できるほか、後から別の事業者が作業を引き継ぐ際の基礎資料としても機能します。精度管理の徹底は、インフラ整備や防災マップの信頼性を根本から支える重要な仕組みです。
使い方・例文
大規模な道路工事の設計測量を行う際、各基準点間の観測値と閉合誤差を精度管理表に記入し、監督者が基準値以内であることを確認してから次工程に進みます。
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