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空売り規制とは?

からうりきせい

空売り規制とは、株式を借りて売る「空売り」に対して市場の安定を守るために設けられた制限や規則の総称です。

空売り規制(からうりきせい)とは、投資家が保有していない株式証券会社から借りて売却し、後で安値で買い戻して差益を得る「空売り(ショートセリング)」という取引手法に対して、市場の秩序維持や急激な株価下落の防止を目的として設けられた各種の制限・ルールの総称です。

空売り自体は価格発見機能や流動性の提供などの市場における役割を持つ一方で、過度な空売りが集中すると株価が急落して市場が混乱したり、企業や投資家に不当な損害を与えたりするリスクがあります。こうしたリスクを抑えるために各国の金融当局が規制を整備しています。

日本における空売り規制の主な内容は次の通りです。

  • アップティックルール:直前の約定価格以下での空売りを禁じるルール(急落に歯止めをかける)
  • 価格規制:前日終値の一定割合を下回る価格での空売り注文の制限
  • 残高報告義務:一定水準を超える空売り残高を金融庁に報告・公表する義務
  • 不法な裸の空売り禁止:実際に株を借りずに売る「無担保空売り」の禁止

世界的な株価急落局面(例:リーマンショック、新型コロナショック)では、一部の国が特定銘柄や市場全体の空売りを一時的に全面禁止する緊急措置を取ることもあります。規制の強さは国によって異なり、過度な規制は市場の流動性や効率性を損なうという批判もあるため、各国当局が市場状況に応じてバランスを取りながら運用しています。

使い方・例文

株式市場が大幅に下落した局面で「当局が金融株への空売り規制を強化した」というニュースが流れることがあり、これが空売り規制の典型的な活用場面です。

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