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穴熊囲いとは?

あなぐまがこい

穴熊囲いとは、将棋において玉将を盤の隅(主に9一か1一)に深く潜り込ませて守りを固める、堅牢な囲い(玉の守備陣形)のことです。

穴熊囲いは、将棋における代表的な「囲い」(玉を守るための陣形)のひとつです。玉将を盤の隅の角(通常、先手なら9一・後手なら1九の位置)に入り込ませ、飛車・角・金・銀などで取り囲んで徹底的に守りを固める戦法です。その形が熊が穴の奥に潜り込んだように見えることから「穴熊」と呼ばれます。

穴熊囲いの最大特徴は、その堅牢さにあります。盤の四隅は相手の駒が侵入しにくいため、玉を隅に追い込むことで多くの攻め筋を封じることができます。特に「振り飛車」戦法との相性がよく、「振り穴」(振り飛車+穴熊)は有力な戦型として知られています。

穴熊囲いの利点と欠点を整理すると次のとおりです。

  • 利点:囲いが完成すると非常に堅く、少々の攻め合いにも耐えられる
  • 利点:囲いの外で積極的に攻める余裕が生まれる
  • 欠点:囲いを完成させるまでに手数がかかる
  • 欠点:囲いが崩れた場合の玉の脱出が困難になりやすい

プロの将棋では長年にわたって穴熊囲いが用いられており、相穴熊(双方が穴熊に組む展開)も多く見られます。近年はAI将棋の影響で穴熊対策が進み、早めに攻め込む「穴熊崩し」の研究も盛んです。

使い方・例文

序盤から玉を端に寄せて銀・金で囲う手順を指していれば、それは穴熊囲いを目指している可能性が高く、相手はいかに早く攻勢に出るかが課題になります。

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