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神懸かりとは?

かみがかり

神懸かりとは、神霊が人の身体に降り憑き、その人を通じて神の意志や言葉が語られるとされる宗教的・霊的な状態です。

神懸かり(かみがかり)とは、神・霊的存在が特定の人物の身体に乗り移り、その人の意識や言動が神の意志によって制御されるとされる状態を指します。神道シャーマニズム・民間信仰の文脈で使われる概念です。

日本の神道では、神の言葉を伝える存在を「神子(みこ)」「巫女(ふじょ)」「祈祷師」などと呼び、神社の祭祀や民間の霊的儀礼において神懸かりは重要な役割を持ってきました。古事記・日本書紀にも、天照大神が天岩戸に隠れた際に天鈿女命(あめのうずめのみこと)が神懸かりの状態で舞を踊る場面が描かれており、日本最古の神話的描写のひとつです。

神懸かりの過程では、特定の呪文・祈り・舞・音楽などを通じて神霊を招き、憑依した状態で神託(しんたく)を告げます。この神託が農業の豊凶・病気の原因・将来の吉凶などを告げるとして、共同体に受け入れられてきました。

宗教人類学では「シャーマニズム」の一形態として位置づけられ、世界各地の文化に類似の現象が見られます。現代では新宗教の一部でも神懸かり的な体験が語られることがあります。

使い方・例文

祭りの場で神主や巫女が神楽を奏でて神を招き、神のお告げを参拝者に伝える場面が、神懸かりの典型的な文脈です。民俗信仰の場では「お告げ」として共同体に伝えられます。

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