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真鍋淑郎とは?

まなべしゅくろう

真鍋淑郎とは、大気・海洋を結合した気候モデルを開発し地球温暖化の科学的基盤を築いたことでノーベル物理学賞を受賞した日本出身の気候科学者です。

真鍋淑郎(まなべ しゅくろう、1931年〜)は、愛媛県出身の気候科学者・大気物理学者です。東京大学気象学を学んだ後、アメリカの気象機関に渡り、長年にわたって地球の気候システムのコンピューターシミュレーション研究を牽引しました。

真鍋の最大の業績は、大気と海洋を組み合わせた「大気海洋結合モデル」の開発です。1960〜70年代にかけて、二酸化炭素濃度の増加が大気の温度上昇を引き起こすメカニズムをコンピューターモデルで初めて定量的に解析しました。これは現在の気候変動科学の礎となった研究です。

真鍋の研究が開いた道には以下のものがあります。

  • 温室効果ガスと地球温暖化の因果関係の数値的証明
  • 気候感度(CO2倍増時の気温上昇幅)の推定手法の確立
  • 現代の気候モデルや気候予測技術の原型の構築

長年アメリカ国籍で研究を続けたことから、日本では知名度が高くなかった時期もありましたが、2021年のノーベル物理学賞受賞によって国際的・国内的に大きく注目されました。受賞時の授賞理由には「地球の気候の物理的モデリングと気候変動の定量化への貢献」が挙げられています。

使い方・例文

地球温暖化や気候変動の科学的根拠を解説する記事や教科書で、真鍋淑郎のコンピューターモデルによる研究が先駆的な業績として紹介されます。

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