盗用・剽窃とは?
とうよう・ひょうせつ
盗用・剽窃とは、他者の文章・アイデア・データなどを出所を示さずに自分のものとして使う不正行為のことです。
盗用・剽窃(とうよう・ひょうせつ、plagiarism)とは、他者が創り出した文章・アイデア・データ・図表などを、適切な出典表示をせずに自己の著作物であるかのように用いる不正行為のことです。学術の世界では「研究不正」の一類型として厳しく扱われ、教育現場では「アカデミック・ディスオネスティ(学術的不誠実行為)」として禁止されています。
剽窃の形態はさまざまで、典型的なものは次のとおりです。
- 他者の文章をそのままコピーして引用表記なしに掲載する(直接剽窃)
- 文章を言い換えただけで出典を示さない(モザイク剽窃・パラフレーズ剽窃)
- 他者のアイデアや発見を自分が考案したかのように書く(アイデアの盗用)
- 自分の過去の著作物を出典なしに再掲する(自己剽窃)
大学や研究機関では、論文や課題レポートの剽窃をTurnitinなどの盗用検出ソフトウェアで確認する体制が整備されつつあります。剽窃が発覚した場合は、単位不認定・退学処分・論文撤回・研究者の資格剥奪など深刻な結果を招きます。
近年は生成AIを使って書いた文章を自分の著作物として提出するケースも新たな問題として注目されており、各教育機関がガイドラインの整備を急いでいます。著作権法の観点からも、剽窃は著作権侵害にあたる場合があり、法的責任を問われることもあります。
使い方・例文
学生が卒業論文の一部を他の研究者の論文からコピーし、引用符も出典も付けずにそのまま提出した場合、剽窃と認定されて論文が無効とされるケースが典型です。
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