本文へスキップ

病歴とは?

びょうれき

病歴とは、その人がこれまでにかかった病気や治療の内容を時系列でまとめた記録のことで、医療における診察や治療方針の決定に欠かせない情報です。

病歴とは、ある個人がこれまでに経験した疾患・けが・手術・入院・治療などの医療に関する経緯を時系列に沿ってまとめた記録のことです。英語では「medical history(メディカルヒストリー)」と呼ばれます。

病歴には一般的に以下のような情報が含まれます。

  • 過去にかかった病気や診断
  • 手術・入院の有無と時期・内容
  • 現在服用中・過去に服用した薬
  • アレルギーの有無(薬物・食品・素材など)
  • 家族の病歴(遺伝的要因の参考として)

病歴は医師が患者を診察する際の基礎情報として非常に重要です。同じ症状でも過去の疾患歴によって考えられる診断が異なり、服薬歴があれば薬の相互作用を確認する必要があります。手術歴や輸血歴なども処置方針に影響するため、正確な病歴の把握は安全で適切な医療を提供するうえで不可欠です。

医療機関では診療録(カルテ)に病歴を記録・管理しており、電子カルテの普及により複数の医療機関間での情報共有が進んでいます。また保険加入時の告知義務や、健康診断・手術前の問診票など、医療以外の場でも病歴の申告が求められる場面があります。個人情報として厳重に保護される性質の情報であり、患者本人の同意なく第三者に提供することは原則として許されません。

使い方・例文

「初診時に病歴を詳しく聞かれた」「病歴書を持参してください」というように、医療機関の受診時や保険加入の手続きなどで登場する言葉です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語