疑心暗鬼とは?
ぎしんあんき
疑心暗鬼とは、疑う気持ちが強くなると何でも不安に思えてしまい、ないものまで見えてしまうように感じることを表す四字熟語です。
疑心暗鬼(ぎしんあんき)とは、疑いの気持ちが心に生まれると、何でもないことまで怪しく見え、実際には存在しない幽霊(暗鬼)まで見えるような心理状態になることを表す四字熟語です。「疑心」は疑う心、「暗鬼」は暗闇に見える鬼(存在しない幽霊的なもの)を意味します。
この表現の由来は、中国の古典「列子」に収められた説話にあるとされます。斧をなくした人が隣人の子を疑い始めると、その子の言動すべてが盗人のように見えてきた、しかし後に斧が見つかると隣人の子が急に普通に見えた、という内容です。疑う心がいかに認知を歪めるかを示した故事です。
疑心暗鬼が生じやすい場面を挙げます。
「疑心暗鬼になる」「疑心暗鬼に陥る」という形でよく用いられます。心理学的には確証バイアスや被害妄想と関連が深く、信頼関係の欠如が引き起こす認知の歪みとして現代でも重要な概念です。
使い方・例文
「連絡が取れない日が続くと疑心暗鬼になってしまい、何か悪いことが起きたのではと不安になった」のように、根拠のない心配が膨らむ状況で使います。
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