田中絹代とは?
たなかきぬよ
田中絹代とは、戦前から戦後にわたって活躍した日本映画の草創期を代表する女優であり、小津安二郎らの名作に出演した人物です。
田中絹代(たなか きぬよ、1909〜1977年)は、日本の女優・映画監督です。山口県下関市出身で、1924年に松竹キネマに入社して映画デビューし、サイレント映画時代から一躍人気スターへと成長しました。
小柄でかわいらしい外見と確かな演技力を持ち、メロドラマや時代劇、文芸映画など幅広いジャンルで活躍しました。特に小津安二郎監督、溝口健二監督、成瀬巳喜男監督といった日本映画の巨匠たちと長年にわたって組み、数多くの名作を残しました。
代表作としては以下が知られています。
- 溝口健二監督『西鶴一代女』(1952年)
- 溝口健二監督『山椒大夫』(1954年)
- 木下惠介監督『楢山節考』(1958年)
また、女優としてのキャリアと並行して映画監督にも挑戦し、女性監督が極めて珍しかった時代に複数の作品を演出しました。1977年に逝去した後も、日本映画史を代表する女優として高く評価されています。
使い方・例文
日本映画の古典作品の上映会や映画史を扱った書籍・番組で田中絹代の名前が紹介されます。
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