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生物多様性条約とは?

せいぶつたようせいじょうやく

生物多様性条約とは、地球上の生物の多様性を保全し、その恩恵を持続的に利用することを目的とした国際条約です。

生物多様性条約(CBD:Convention on Biological Diversity)は、1992年のリオデジャネイロ地球サミットで採択され、翌1993年に発効した国際条約です。現在190以上の国と地域が締約しており、気候変動条約・砂漠化防止条約とともに「リオ三条約」と呼ばれます。

条約の三大目標は以下の通りです。

  • 生物多様性の保全(種・生態系・遺伝子の多様性を守る)
  • 生物資源の持続可能な利用
  • 遺伝資源の利用から生じる利益の公正・衡平な配分(ABS:Access and Benefit Sharing)

条約のもとでは、10年ごとに生物多様性保全の数値目標が設定されています。2010年の「愛知目標」は2020年を達成期限としましたが、多くの目標が未達に終わりました。その反省を踏まえ、2022年のCOP15(モントリオール)では「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、2030年までに陸と海の30%を保護区とする「30×30目標」が国際合意されました。

生物多様性の損失は気候変動と並ぶ地球規模の危機とされており、農業・医薬品・観光など多くの産業が生態系サービスに依存しているため、企業や自治体にとっても重要な課題となっています。

使い方・例文

日本は「生物多様性国家戦略」を策定し、里山・干潟の保全や外来種対策を推進しており、2030年までに国土の30%を保護区とする目標達成に向けた取り組みを進めています。

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