琉球紅型とは?
りゅうきゅうびんがた
琉球紅型とは、沖縄(琉球)発祥の伝統的な染色技法で、鮮やかな色彩と大胆な図柄が特徴の型染めです。
琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)は、沖縄県に伝わる伝統的な染色技法で、型紙を使って布に模様を染める「型染め」の一種です。「紅型」とは「色鮮やかな型染め」を意味し、多様な色彩と大胆で明快な模様が最大の特徴です。
その歴史は古く、琉球王国時代(14〜19世紀)にさかのぼります。中国・東南アジア・日本本土との交易が盛んだった琉球では、さまざまな染色技術の影響を受けながら独自の発展を遂げました。当初は王族や士族の礼服として用いられ、身分によって使用できる色や柄が定められていたとされます。
技法の特徴として、型紙と防染糊を用いて布に輪郭を作り、複数の色を手作業で刷毛で差し込んでいく多彩な彩色が挙げられます。使われる色は黄色・朱色・緑・青・紫など鮮やかな原色系が多く、花鳥風月・海の生き物・幾何学的な文様などが描かれます。
第二次世界大戦中の沖縄戦で多くの技術・資料・職人が失われましたが、戦後に復興が進み、現在は沖縄を代表する伝統工芸として国の重要無形文化財にも指定されています。着物・帯・日常着など幅広い用途に展開されています。
使い方・例文
観光地の沖縄で紅型染めの着物や小物を目にする機会が多く、土産品や工芸展でも「琉球紅型」と明記された製品が販売されています。
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