珪岩とは?
けいがん
珪岩とは、砂岩が高い熱や圧力を受けて変成した岩石で、石英(シリカ)を主成分とする非常に硬く緻密な変成岩です。
珪岩(けいがん、英語:quartzite)は、主に砂岩を原岩とする変成岩のひとつです。地殻変動による強い熱と圧力を受けることで、砂粒間の隙間が消え、石英(二酸化ケイ素:SiO₂)の結晶が再結晶化して緻密な岩石へと変化します。このプロセスを変成作用といいます。
珪岩の主な特徴は以下のとおりです。
- 硬度が非常に高い: モース硬度7前後で、ガラスや鉄よりも硬い
- 緻密で孔隙がほぼゼロ: 水や化学物質への耐性が高い
- 白〜灰色・淡いピンクが多い: 不純物によって様々な色を呈する
- 光沢がある表面: 断面は貝殻状破断を示すことが多い
珪岩は地質学的に古い地層(先カンブリア時代の地盤など)に多く見られ、山地の稜線や崖に露出していることがあります。その硬さと耐久性から、建築材料・道路の舗装材・研磨材として利用されてきた歴史があります。また、工業的には高純度の石英源として、ガラスや半導体材料の原料にも用いられます。日本でも岐阜県や三重県などで珪岩の産出が知られています。
使い方・例文
地質学や岩石の分類を扱う理科・地学の授業や教科書で「花崗岩・片麻岩・珪岩などの変成岩」のように登場します。登山記録で露出した白い岩盤を説明する際にも使われます。
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