王翦とは?
おうせん
王翦は中国・戦国時代末期の秦の名将で、六国統一を成し遂げた始皇帝を支えた最大の功臣の一人です。
王翦(おうせん、生没年不詳)は、中国の戦国時代末期に秦に仕えた武将である。秦の始皇帝(政)による六国統一事業において中心的な役割を果たし、白起(はくき)とともに秦の名将として並び称される。
王翦の最大の功績は、難攻不落とされた楚の攻略である。当初、若将軍の李信が20万の兵で楚に侵攻し大敗を喫した。秦王・政が改めて王翦に出馬を求めると、王翦は60万という空前の大軍を要求し、これを得て楚を征服した(紀元前223年頃)。この判断は慎重かつ戦略的なものとして後世に語られる。
王翦は六国のうち燕・趙・楚の征服に直接携わり、息子の王賁(おうふん)とともに他の国々の平定にも関わった。主な軍事的業績は以下のとおりである。
- 趙の攻略(邯鄲陥落)
- 燕王の捕縛への関与
- 楚の完全制圧(60万軍での長期戦)
- 六国統一の最終段階を支えた総合的な軍事力
統一後は功績を誇示せず引退したとされ、その自制心も賞賛されている。王翦・王賁父子はともに中国古代史における名将として現在も高い評価を受ける。
使い方・例文
秦の始皇帝による中国統一の歴史を学ぶ際に、その最大の軍事的立役者として王翦の名前が登場します。
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