白起とは?
はくき
白起とは、中国戦国時代の秦に仕えた武将で、数十万人規模の大量殺戮を伴う戦いでも知られる当代最強の将軍と評される人物です。
白起(はくき、紀元前3世紀頃)は、中国の戦国時代後期に秦(しん)に仕えた将軍です。「人屠(じんと)」すなわち「人を屠る者」の異名を持ち、中国史上最も多くの敵兵を討ち取った武将の一人として史書に記録されています。
白起が最も有名になったのは、紀元前260年の長平(ちょうへい)の戦いです。秦と趙(ちょう)が激突したこの戦いで、白起は趙軍の主力を包囲・降伏させた後、降伏した兵士数十万人を坑殺(生き埋め)したと記録されています。この事件は中国史において最大規模の戦争犯罪の一つとして語り継がれています。
彼の軍事的な特徴は以下の点にあります。
- 大規模な包囲殲滅戦を得意とする戦術
- 敵の抵抗力を根本から断つ徹底的な殲滅主義
- 地形を巧みに活用した機動戦
白起は秦の宰相・范雎(はんしょ)との政治的対立により失脚し、最終的に昭王の命により自刎(じふん)させられました。その生涯は秦の天下統一という大きな流れの中に位置づけられ、戦国時代の苛烈な戦争の実態を象徴する人物として今も語り継がれています。
使い方・例文
中国史の授業や歴史小説で「長平の戦い」の主役として登場し、戦国時代の秦の軍事力を象徴する人物として引用されます。
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