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猫も杓子もとは?

ねこもしゃくしも

「猫も杓子も」とは、誰も彼もみんなが一様に同じことをしている様子を表す慣用句です。

「猫も杓子も」(ねこもしゃくしも)とは、身分や立場を問わずあらゆる人が同じ行動をとったり、同じ状態にあったりすることを表す慣用句です。「猫」と「杓子(しゃくし=料理用のお玉)」という、まったく異質なものを並べることで「何もかも・誰もかも」という意味を強調しています。

語源については諸説あります。「禰子(ねこ)も釈子(しゃくし)も」——つまり神官の子も僧侶の子も——という説が有力で、身分の異なる者すべてを指す言い回しが転訛したと考えられています。また「女子(めこ)も若子(じゃくし)も」という説もあり、正確な起源は定まっていません。

現代では主に批判的・皮肉的なニュアンスで用いられることが多く、流行や同調圧力に対して「みんながみんな同じことをしている」という違和感や呆れを表す場面で使われます。たとえば特定のスマートフォンが爆発的に普及した状況や、同じスタイルが一斉に流行した際などに使われます。

ポジティブな意味合いで使われることもありますが、どちらかといえば「画一的である」「個性がない」という含意を伴いやすい表現です。似た表現として「老いも若きも」「男も女も」「こぞって」などがあります。

使い方・例文

「スマートフォンが普及した当初は、猫も杓子もゲームアプリに熱中していた」のように、誰もがこぞって同じことをしている場面で使います。

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