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狡猾とは?

こうかつ

狡猾とは、自分の利益のために相手を欺いたり、巧みに立ち回ったりする悪賢さを指す言葉です。

狡猾(こうかつ)とは、自分の目的を達成するために相手をだまし、巧みに状況を操作する賢さのことで、ずる賢さや悪知恵という否定的な意味合いを強く帯びています。

「狡」は「ずるい・こすい」、「猾」は「乱す・たずさわる」という意味を持ち、合わせて「手段を選ばない巧みな悪知恵」を表します。

狡猾な人物の行動パターンには次のようなものがあります。

  • 本当の意図を隠しながら相手に近づく
  • 他者の弱点や欲望を巧みに利用する
  • 責任を他者に転嫁し、自分は傷つかない立場をとる
  • 状況に応じて主張や態度を使い分ける

狡猾さは道徳的に非難される行為ですが、歴史上の政治家や外交家の中には、狡猾な戦略で国を守ったとされる人物も多く登場します。マキャヴェッリの『君主論』では、権力者には獅子の強さと狐の狡猾さの両方が必要だと論じられています。

文学・漫画・映画では、狡猾なキャラクターはしばしばヴィラン(悪役)として描かれますが、同時に物語に深みや緊張感をもたらす存在でもあります。

「賢い」との違いは、手段の倫理性にあります。狡猾さは目的のために正直さや他者への配慮を犠牲にする点で否定的に評価されます。

使い方・例文

「彼は狡猾な手口で競合他社の情報を引き出し、契約を横取りした」のように、ずるい策略を使う場面で用いられます。また「あの狡猾なキャラクターが物語の裏で糸を引いていた」といった文芸・ゲームの文脈でも使われます。

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