特殊目録とは?
とくしゅもくろく
特殊目録とは、図書館において一般的な図書以外の資料(地図・楽譜・録音資料など)を対象とした、専用の目録方式や目録ファイルのことです。
特殊目録(とくしゅもくろく)は、図書館が所蔵する多様な資料のうち、通常の書籍・雑誌とは異なる形態や性質を持つ資料を記述・整理するための目録手法、またはその目録ファイル・データベースを指します。
対象となる資料の主な種類には以下があります。
- 地図・地図帳: 縮尺・投影法・発行年など地図固有の記述が必要
- 楽譜: 演奏形態・調性・声部などの音楽情報を記述
- 録音資料: レコード・CD・音声テープなどの物理的特性と収録内容
- 映像資料: DVD・フィルムの上映時間・映像規格など
- 電子資料・データベース: アクセス方法・対応OS・更新頻度など
通常の図書目録が書名・著者名・出版社・出版年を中心とするのに対し、特殊目録では各資料形態に固有の情報を適切に記述する必要があります。国際的には「ISBD(国際標準書誌記述)」の各資料形態版や「RDA(Resource Description and Access)」が記述規則として用いられます。国立国会図書館や大学図書館では、地図や録音資料について専用のデータベースを構築・公開しています。利用者が多様な資料を適切に発見・入手できるよう、特殊目録の整備は図書館サービスの質を左右する重要な業務です。
使い方・例文
図書館でクラシック音楽のCDを探す際、通常の本の目録とは別に録音資料専用のデータベースで指揮者名や曲名から検索するケースが特殊目録の典型的な活用場面です。
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