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熊手とは?

くまで

熊手とは、収穫や商売繁盛を願う縁起物として酉の市などで売られる飾り物、または農作業・掃除に使う道具のことです。

熊手(くまで)は、本来は農業や庭仕事で土や落ち葉かき集めるために使う、扇状に広がった歯を持つ道具です。竹や金属製の歯を木の柄に取り付けた実用的な農具として、古くから日本各地で使われてきました。

一方、縁起物としての熊手は、主に11月の酉の市(とりのいち)で販売される飾り物を指します。こちらは農具の形を模しながらも、福や金運を「かき込む」という縁起を担いで、宝船・七福神・小判・打ち出の小槌などの縁起物を豪華に飾り付けた装飾品です。商売繁盛・開運招福を願う縁起物として、商店・企業・家庭に広く飾られます。

酉の市は毎年11月の酉の日に、東京の花園神社・鷲神社(おおとりじんじゃ)などで開催される祭礼です。参拝者が熊手を購入する際には、売り手と買い手が値段交渉を行い、最後に三本締めで取引を祝う慣習があります。購入した熊手は翌年には一回り大きなものに買い替えるのが習わしとされており、年々発展・繁栄を願う思いが込められています。

現代では農具としての熊手は主にガーデニングや清掃用途で使われる一方、縁起物の熊手は伝統行事の象徴として親しまれています。

使い方・例文

11月の酉の市で、商売繁盛を願って小判や打ち出の小槌を飾った熊手を購入し、店の壁に飾る。

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