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無収水とは?

むしゅうすい

無収水とは、水道事業者が配水した水のうち、漏水・盗水・計量誤差などにより料金収入を得られなかった水量のことです。

無収水(むしゅうすい、Non-Revenue Water: NRW)とは、水道事業者が浄水場で処理し配水した水の総量から、実際に料金として回収できた水量を差し引いた差分のことです。つまり、「配ったけれど収入にならなかった水」の量を指します。

無収水の主な原因は以下のように分類されます。

  • 漏水:老朽化した管路の亀裂や接合部の劣化による地中への漏れ(物理的損失
  • 不法使用・盗水:無許可での水の取り出し(商業的損失)
  • 計量誤差:水道メーターの老朽化・精度低下による過小計量(見かけ上の損失)
  • 公共用途の未計量使用:消火栓からの放水、道路清掃、公園の水やりなど

無収水率(無収水量÷配水量×100)は水道事業の経営効率と施設の健全性を示す重要な指標です。先進国の水道事業では無収水率を10〜15%以下に抑えることを目標とする場合が多く、日本の主要都市では概ね良好な水準を維持しています。一方、途上国では老朽化した管路や不法接続が多く、無収水率が50%を超えるケースもあります。

無収水対策は水資源の有効活用、事業収益の改善、省エネルギーの観点から世界中で取り組まれており、漏水検知技術の高度化や管路更新計画の立案が重要な課題となっています。

使い方・例文

「無収水率を下げるために、漏水探知機を使って地中の配水管の漏れ箇所を特定する調査を実施した」「開発途上国の水道整備では、無収水の削減が事業の持続可能性を高める鍵となる」といった場面で登場します。

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