漁業協同組合とは?
ぎょぎょうきょうどうくみあい
漁業協同組合は、漁業者が共同で経営・販売・生活を支え合うために設立した組合組織です。
漁業協同組合(漁協)とは、漁業を営む人々が相互扶助の精神のもとに集まり、経営・販売・購買・信用・共済などの事業を共同で行う組合組織です。漁業協同組合法(1948年制定)に基づき設立され、正組合員は漁業者または漁業従事者が対象となります。
主な事業は多岐にわたります。まず販売事業として、組合員が漁獲した水産物をまとめて市場や仲買業者へ出荷し、有利な価格交渉を可能にします。購買事業では、漁具・燃料・餌料などを共同購入してコストを削減します。信用事業として組合員への融資や貯金受け入れを行い、共済事業では漁船や施設の損害保険を扱います。
また、漁場の管理・調整も重要な役割です。各漁協は都道府県知事から漁業権の免許を受け、一定の漁場で特定の漁業を行う権利を持つとともに、資源管理や密漁取り締まりの責任も担います。
近年は漁業者の高齢化や担い手不足、水産資源の減少を背景に、複数の漁協が合併して広域漁協を形成する動きが全国で進んでいます。漁村コミュニティの核として地域経済と食文化を支える存在です。
使い方・例文
水揚げした魚介類を漁業協同組合の共同販売所に持ち込み、組合が一括して競りにかけることで漁師の収入安定につながっています。
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