温故知新とは?
おんこちしん
温故知新とは、古いことをよく学び研究することで、そこから新しい知識や知恵を見いだすことを意味する四字熟語です。
温故知新(おんこちしん)は、「故きを温ねて新しきを知る」と読み下す四字熟語で、過去の出来事や学問を丹念に学び直すことによって、そこから現代に通じる新たな知見や価値を発見できるという意味を持ちます。
出典は中国の儒教の古典『論語』(為政篇)です。孔子が「故きを温ねて新しきを知れば、以て師たるべし」と述べたとされており、過去の知識を継承・消化しながら独自の解釈や応用ができる人物こそが「師(先生)」たりうる、という教えを示しています。
この言葉は単に「昔のものを懐かしむ」という意味ではなく、古いものを深く理解した上で現代の問題に活かすという積極的な姿勢を意味します。歴史研究・伝統工芸・武道など、長い歴史をもつ分野で特に重視される考え方です。
現代でも企業の経営哲学・教育・文化継承の文脈でよく引用されます。過去の失敗から教訓を学ぶ「歴史に学ぶ」姿勢や、古典的な技術・思想を現代技術に応用するアプローチはまさに温故知新の精神です。日本の伝統文化や職人技が現代のデザインや製品に取り入れられる例なども、この言葉で表現されることがあります。
使い方・例文
老舗メーカーが江戸時代から続く伝統製法を研究し直して新製品を開発した取り組みは、温故知新の好例といえます。
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