油を売るとは?
あぶらをうる
油を売るとは、仕事や用事の途中で無駄話などをして時間を無駄にすることを意味する慣用句です。
「油を売る(あぶらをうる)」とは、仕事や勉強の途中でだらだらと無駄話をしたり、怠けて時間を浪費したりすることを表す慣用句です。「仕事中に油を売っている」のように、サボったり油断しているさまを批判・注意する文脈でよく使われます。
この表現の語源については、江戸時代の油売りの商売の様子に由来するという説が広く知られています。当時、髪油や灯明油を売り歩く行商人は、油を柄杓で容器に移す際に細い糸状に垂らして計量しており、この作業がゆっくりと時間のかかるものでした。その合間に客や通行人と世間話をして長居することが多かったため、「時間を無駄にする・無駄話をする」という意味が生まれたとされています。
類義語・関連表現には以下のようなものがあります。
- 道草を食う(寄り道をして時間を無駄にする)
- 油断する(注意を怠る)
- 怠ける(努力や義務を避けてさぼる)
「油を売る」は比較的穏やかな批判ニュアンスで使われることが多く、深刻な怠慢よりも「ちょっとさぼっている」程度の状況に使いやすい表現です。古くから日本語に定着した慣用句で、国語教育でも頻出の表現として取り上げられます。
使い方・例文
「早く仕事を終わらせなければならないのに、同僚と廊下で油を売ってしまった」のように、すべき作業を後回しにして無駄話に時間を使う場面で使います。
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