水道法とは?
すいどうほう
日本の水道事業の計画・整備・管理・水質基準などを定め、清潔で安全な水の安定供給を目的とした法律です。
水道法とは、日本における水道の布設・管理に関する基本的なルールを定めた法律で、1957年(昭和32年)に制定されました。「清浄にして豊富低廉な水の供給を図り、もって公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与すること」を目的として掲げています。
同法の主な内容は次のとおりです。
- 水道事業の許可・監督:水道を経営するには都道府県知事や国土交通大臣の認可が必要
- 水質基準:水道水の水質について51項目の基準値を定め、定期的な検査を義務付け
- 施設基準:浄水場・配水管などの設計・構造に関する技術基準
- 給水義務:水道事業者は区域内の需要者に対して給水する義務を負う
- 専用水道・簡易専用水道:一定規模以上の自家用水道にも管理基準を適用
近年は人口減少・施設老朽化・人材不足といった課題に対応するため、法改正が行われています。2018年の改正では、民間企業が水道の運営権を持てる「コンセッション方式」の導入が可能となり、官民連携による持続的な水道経営の在り方が議論されています。
水道は市民生活・公衆衛生に直結するインフラであるため、水道法は行政・事業者双方にとって基本的な法規制として機能しています。
使い方・例文
水道料金・水質問題・水道インフラの老朽化・民営化議論などの解説記事や行政・法律の文脈で登場します。「水道法に基づく水質検査」「水道法改正とコンセッション方式」のように使われます。
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