民話とは?
みんわ
民話とは、特定の作者を持たず民衆の間で語り継がれてきた昔話・笑い話・怪異譚など、口承文芸の総称です。
民話(みんわ)とは、民衆の間で自然発生的に生まれ、語り口で伝えられてきた物語の総称です。英語では「folktale(フォークテイル)」と呼ばれ、昔話・笑い話・怪異譚・動物譚など多様なジャンルを含みます。特定の作者が存在せず、口から口へと伝えられる中で少しずつ形が変化していくのが特徴です。
民話は神話や伝説と区別されることがあります。
- 神話:神々を主人公とし、世界の起源などを語る。宗教的権威を伴うことが多い
- 伝説:特定の場所・人物に結びつき、語り手が事実と信じて伝える
- 民話:「むかしむかし」と始まるように、娯楽や教訓を目的とした物語。事実かどうかは問わない
日本の代表的な民話には「桃太郎」「浦島太郎」「かぐや姫」「一寸法師」などがあり、勧善懲悪・因果応報・異界との交流といったテーマが繰り返し登場します。ヨーロッパではグリム兄弟が各地の民話を収集・整理し、『グリム童話』として出版したことで世界的に広まりました。
民俗学者や文化人類学者にとって民話は貴重な資料であり、地域社会の価値観・世界観・生活様式を映す鏡とされています。現代でもアニメや映画の原作として活用され、民話の物語構造は創作の範型として根強い影響力を持っています。
使い方・例文
「桃太郎」や「さるかに合戦」は日本を代表する民話で、絵本や学校教育を通じて現代の子どもたちにも語り継がれています。
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