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歳時記とは?

さいじき

歳時記とは、季節ごとの自然・行事・風物を記録した書物や、俳句の季語を集めた辞典のことです。

歳時記(さいじき)とは、1年間の季節の移り変わりに沿って、自然現象年中行事・風俗・風物詩などを記録した書物のことです。特に日本では、俳句で使う「季語」を体系的に分類・解説した辞典を指す意味で広く使われています。

歳時記の起源は中国の類書(百科事典的な書物)にあり、日本には奈良・平安時代頃に伝わりました。江戸時代以降、俳諧が庶民に広まるとともに季語を整理する必要が生じ、俳人たちが独自の歳時記を編纂するようになりました。現代では角川書店の『合本俳句歳時記』などが代表的な刊行物として知られています。

俳句用の歳時記は、季語を次のように分類・整理しています。

  • 季節別:春・夏・秋・冬・新年の5区分
  • 部立て:時候・天文・地理・生活・行事・動物・植物などの分野別
  • 傍題(ぼうだい):同じ意味を持つ関連季語の一覧
  • 例句:著名俳人による用例を収録

歳時記は単なる辞典にとどまらず、日本人が自然と季節の中で培ってきた繊細な感性と文化を記録した資料でもあります。俳句を作る際に欠かせない道具であり、日本の四季折々の美意識を学ぶ文化的な書物として親しまれています。

使い方・例文

俳句を詠むとき、「この言葉は季語になるか」「どの季節に属するか」を確認するために歳時記を引くのが基本とされています。

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