武術太極拳とは?
ぶじゅつたいきょくけん
武術太極拳とは、競技スポーツとして演武の美しさと難度を競う近代的な太極拳の形式で、中国武術の国際競技種目のひとつです。
武術太極拳(ぶじゅつたいきょくけん)とは、中国で発展した武術・太極拳を競技化したもので、定められた演武時間内に規定または自由の套路(とうろ:型の組み合わせ)を演じ、技術の正確さ・バランス・芸術性を審判が採点して順位を決める競技です。健康体操として広く知られる太極拳とは区別され、よりアスリート的な技能と難度動作が求められます。
競技は大きく次のカテゴリに分かれます。
- 規定套路:競技団体が定めた演武内容を忠実に再現する部門
- 自選套路:選手が指定された要素を組み込んで独自の演武を構成する部門
- 器械部門:剣(剣術)・刀・棍・槍などを用いる種目
日本では全日本武術太極拳連盟(JMAA)が競技を統括し、国内選手権や国際大会への派遣を行っています。国際武術連盟(IWUF)の主催する世界武術選手権では太極拳が主要種目として実施されており、アジア競技大会でも正式採用されています。
この競技は、武術としての攻防の意味(武術内容)と演技としての美しさを両立させる点に特徴があります。柔軟性・筋力・バランス感覚・表現力のすべてが高いレベルで要求されるため、専門的なトレーニングが必要です。
使い方・例文
アジア競技大会の武術競技で選手が太極剣や太極拳の套路を演じる場面が武術太極拳の典型例です。演武後に採点板が掲げられ、技術点と芸術点の合計で順位が決まります。
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