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武帝(漢)とは?

ぶてい(かん)

武帝(漢)は前漢の第7代皇帝で、積極的な対外遠征と儒教国教化など、漢帝国の最盛期を築いた名君です。

武帝(ぶてい、在位:紀元前141〜紀元前87年)は、中国の前漢第7代皇帝で、姓名は劉徹(りゅうてつ)といいます。漢帝国の歴史上最も著名な皇帝の一人であり、その治世は漢の最盛期として後世に語り継がれています。

武帝の最大の功績のひとつは、北方の遊牧民族・匈奴に対する積極的な軍事行動です。衛青・霍去病といった名将を擁し、匈奴を北方へと追いやることに成功しました。また、西方への遠征を通じてシルクロードの開拓に貢献し、張騫を大月氏へ派遣したことは東西交流の歴史においても重要な出来事です。

武帝の主な業績は次のとおりです。

  • 匈奴への積極的軍事遠征による北辺の安定
  • 西域への外交・遠征とシルクロード交易の開通
  • 儒教を国家の正統イデオロギーとして採用(儒学官学化)
  • 郡国制・均輸法・算緡令など財政・行政制度の整備
  • 太史公・司馬遷による『史記』編纂への関与

一方で、長年にわたる遠征は財政を圧迫し、晩年には政策の矛盾も生じました。それでも儒教国教化と強大な帝国版図の確立という二大業績は、後の中国王朝の範型となり、東アジアの歴史に深い影響を与えました。

使い方・例文

「漢の武帝は儒教を国の根幹に据えることで、その後2000年にわたる中国の政治文化の方向性を決定づけた」という文脈で、中国史や東洋史の解説でよく登場します。

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