止血帯とは?
しけつたい
止血帯とは、出血を止めるために手足に巻いて血管を圧迫する救急用器具です。
止血帯(しけつたい)とは、四肢(手足)の大量出血を緊急に止めるため、出血部位より心臓に近い側に巻きつけて血管を圧迫する医療・救急用の器具または帯状の道具です。
外傷による動脈性出血は短時間で生命を脅かすため、直接圧迫だけでは対処できない場合に止血帯が使われます。専用の器具としては「ターニケット(tourniquet)」が代表的で、ベルトを締めてロッドを回転させることで確実に血流を遮断します。緊急時には三角巾や幅広の布を代用することもあります。
正しい使い方のポイントは以下のとおりです。
- 巻く位置は出血部位より5〜10センチ心臓側
- 最低3〜4センチの幅が必要(細い紐は組織を傷める)
- 装着時刻を必ず記録し、医療機関に引き継ぐ
- 長時間の圧迫は神経・筋肉のダメージを招くため、原則として医師に処置を引き渡すまでの一時的使用とする
近年、災害や事故現場での市民による応急処置の重要性が増しており、止血帯の使い方は一般向け救急講習でも取り上げられるようになっています。適切な使用は救命率を高める一方、誤用による二次被害も起きうるため、正しい知識の習得が不可欠です。
使い方・例文
交通事故で脚から大量出血している傷者に対し、救急車が到着するまでの間、ターニケットを大腿部に装着して止血を図る場面などで用いられます。
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