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横引きとは?

よこびき

引きとは、植物が地下や地表を横方向に伸ばして広がるランナー(匍匐茎)やストロンなどの総称で、株を広げる繁殖様式のひとつです。

引き(よこびき)は、植物が親株から水平方向(横方向)に茎や枝を伸ばし、その先に子株を形成して栄養繁殖する現象・構造を指す用語です。「匍匐茎(ほふくけい)」「ストロン(stolon)」「ランナー」などとも呼ばれ、文脈によって使い分けられますが、いずれも親株と子株をつなぐ横走りの茎を意味する点では共通しています。

横引きの仕組みとして、親株から伸びた横走りの茎の節目(ふし)に根と芽が生じ、そこで新たな個体が独立します。地表を這うように広がるタイプ(例:イチゴのランナー)と、地中を横方向に走る地下茎タイプ(例:タケ・ドグダミ)があります。

主な植物の例を挙げると次のとおりです。

  • イチゴ——地表ランナーの典型で、農業では子株を切り離して苗とする
  • シバ(芝生)——横引き(匍匐茎)で密なじゅうたん状に広がる
  • タケ・ハチク——地下茎による横引きで、除去が困難な旺盛な繁殖力を持つ
  • ドクダミ——地下茎が横引きし、庭に広がりやすい

園芸・農業では株の増やし方として利用できる一方、雑草的に広がる植物では除草の難しさにもつながります。自然生態系においては、個体群の拡大や土壌への定着に重要な役割を果たしています。

使い方・例文

イチゴの親株から細長いランナー(横引き)が伸び、先端に子株が形成されたら切り離して別の鉢に植えると、手軽に苗を増やすことができます。

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