業務委託契約とは?
ぎょうむいたくけいやく
業務委託契約とは、企業や個人が特定の業務を外部の事業者や個人に委託し、その遂行または成果に対して報酬を支払う契約の総称です。
業務委託契約(ぎょうむいたくけいやく)は、民法上の法定概念ではなく、請負契約・委任契約・準委任契約のいずれか、またはその混合として位置付けられる実務上の契約類型です。自社の業務の一部を外部に委ねる際に広く使われます。
業務委託は雇用契約とは本質的に異なります。雇用では使用者の指揮命令下に置かれ、労働基準法・社会保険等が適用されますが、業務委託は独立した事業者同士の対等な取引であり、労働法の保護は原則として受けられません。ただし、実態が雇用に近い場合は「偽装請負」として問題になることがあります。
業務委託契約で取り決める主な事項は以下のとおりです。
- 委託業務の範囲・仕様・納期
- 報酬額・支払条件
- 知的財産権の帰属(著作権など)
- 再委託・秘密保持・競業避止
- 契約期間・解除条件
フリーランス・副業・アウトソーシングの普及により、業務委託契約の利用場面は広がっています。2024年施行のフリーランス保護新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)により、発注者の義務が強化されました。
使い方・例文
IT企業がフリーランスエンジニアにシステム開発を委託したり、小売業者が専門会社にSNS運用業務を委託したりする場面で用いられます。
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