校合とは?
きょうごう
校合とは、写し取った文章や印刷物を原本や別の資料と照らし合わせ、誤字や表記の違いを確認する作業のことです。
校合とは、書き写された文章や印刷物を、もとになった原本や別の写本・版と一字一句突き合わせて、誤字や脱字、表記の違いがないかを確認する作業です。「きょうごう」とも読みます。
古くは書物が手作業で書き写されていたため、写し間違いが起こりやすく、正しい内容を後世に伝えるために校合が欠かせませんでした。複数の写本を比べて最も信頼できる本文を定める校訂の前段階として位置づけられることもあります。印刷の分野では、原稿と組み上がった校正刷りを見比べて誤りを探す工程を指す場合もあります。
具体的には、同じ作品の異なる写本や版本を並べ、文字の異同を一つ一つ記録していきます。国文学や仏教文献の研究では、複数の写本を校合して系統関係を明らかにし、より原文に近い本文を復元する手がかりとします。
校合は地道な作業ですが、古典籍の正確な読解や文化財としての価値づけを支える基礎的な工程として、文献学や出版の現場で重視されています。
使い方・例文
研究者は複数の写本を校合し、本文の異同を一覧表にまとめた。
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