栗田健男とは?
くりたたけお
栗田健男は太平洋戦争中に活躍した大日本帝国海軍の提督で、レイテ沖海戦における謎めいた反転命令で知られます。
栗田健男(くりた たけお、1889〜1977)は大日本帝国海軍の提督で、最終階級は海軍中将です。
海軍兵学校を卒業後、艦隊勤務を重ね、太平洋戦争開戦時には第七戦隊司令官として南方作戦に参加しました。マレー沖海戦では戦艦プリンス・オブ・ウェールズおよびレパルスの撃沈作戦にも関与しています。
栗田が歴史に深く刻まれているのは、1944年10月のレイテ沖海戦です。大和・武蔵など強力な水上部隊を率いてサンベルナルジノ海峡を突破し、レイテ湾の米軍上陸部隊まであと一歩と迫りながら、突如として反転・撤退を命じた「謎の反転」は今も研究者の間で論争が続いています。反転の理由については、燃料不足・航空支援の喪失・通信の錯綜・戦況判断の誤りなど複数の要因が挙げられており、単一の答えは出ていません。
戦後は軍を離れ、静かな余生を過ごしました。その決断の是非をめぐる論議は、戦史研究における重要な問いのひとつとして今日も続いています。
使い方・例文
「栗田艦隊の反転」は、戦略的好機を目前にした指揮官の決断がいかに戦局を左右するかを示す事例として、軍事史の授業や戦史書でしばしば取り上げられます。
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